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癌になったことに思うこと

癌になったことに思...

癌になったことに思うこと

川村裕果子

癌になったことを、後ろめたいこと、や自分を責めること、にしたくないと思っています。

癌宣告を受けた当初は、なんで癌になっちゃったんだろう??食事や不規則な生活が悪かったかな、きっとあれも悪かった、これもと、過去の生活や自分を責めました。

でも今5年が経ち、癌から学んだこと、成長させてくれたことってとっても多い!と感じています。日々の生活や生きていることは当たり前ではない、だから一つ一つが有り難く大切なものになりました。人に、自分に優しい気持ちを持てるようになりました。自分に出来ることは、せっかくのチャンス、チャレンジしてみよう!と思うようになりました。そして意識が変わり、健康的な生活が送れるようになりました。

癌になったことは、私の人生の中の一つの大切な経験で、恥ずかしいことでも責めることもでもない、だから周りの人にも隠さず話せるし、これからの誰かに、世の中に役立てたらいいなと思っています。

こう思えるのも、周りにいてくれた人が以前と変わらず私と関わってくれたこと、そして助けてくれたこと、必要としてくれたからです。

癌のイメージを変えていきたい!!癌=死や、癌に対して怖いイメージやマイナスイメージが世の中に溢れていると感じます。恋愛や就職に不利になるような世の中は変えていきたいです。