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山本悦秀 コラム一覧

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深夜に開腹下での腫瘍切除術を受ける

深夜に開腹下での腫...

深夜に開腹下での腫瘍切除術を受ける

投稿日:2022.11.11 大腸がん オストメイト 医師 がん手術

Yamamoto Etsuhide

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金沢大学名誉教授 / 城南歯科医院理事長 山本悦秀

救急車から降り、自力歩行で消化器担当の第2外科の個室病棟に入院しました。血液検査等の後、しばらく病室で休んでいましたが、幸い、嘔吐はありませんでした。午後5時から、面談室で主治医のN先生の説明を受け、①肛門から閉塞部に一旦、イレウス管を挿入して閉鎖腸管を開通させ、1週間ほどして手術を受けるか、あるいは、②直ちに手術を受けるかの2者択一の説明を受けました。「先生が患者ならどうされますか」とお聞きしたところ、②の後者との返事があったので、私もすぐに即時手術をお願いしました。

午後8時入室。午後9時前、全身麻酔に入る前に執刀医のO助教授が「先生、精一杯やります」と手術台上の私に握手をして下さいましたが、私は当初から信頼してお任せするのみでした。そして静脈から麻酔剤が注入され、私は深い眠りに落ちました・・・・。

「山本先生、終わりましたよ」の声に起こされました。一瞬の眠りのように思えましたが、既に開腹手術開始から5時間が経っていました。多くの方々のおかげで、癌病巣は私の体から切除された(ようです)。上述のような困難な状況下、現役教授の自分が勤務する病院で、手術が受けられたことに大満足・大感謝でした。

Yamamoto Etsuhide

金沢大学名誉教授 / 城南歯科医院理事長 山本悦秀

金沢大学名誉教授 / 城南歯科医院理事長 山本悦秀

1970年東京歯科大学卒業、1975年東京医科歯科大学大学院修了。以後、東京医科歯科大学助手、札幌医科大学講師、助教授を経て1988年より金沢大学教授。2011年に定年退職し、名誉教授に就任。洗足に歯科医院を開設し、現在理事長を担っている。