CONTACT
TOP

>

山本悦秀 コラム一覧

>

決死の金沢行きを敢行し、無事、金大救急部着

決死の金沢行きを敢...

決死の金沢行きを敢行し、無事、金大救急部着

投稿日:2022.10.27 大腸がん オストメイト 医師

Yamamoto Etsuhide

|

金沢大学名誉教授 / 城南歯科医院理事長 山本悦秀

翌20日の朝6時頃に目覚めた時にはとても起き上がれる状態ではなかったのですが、昨日に続いてもう1回嘔吐し、少し楽になりました。もうここで金沢に帰るしかないと決断。航空券を電話予約すると共に、娘が羽田・小松の各空港と金大病院に病状説明等の連絡を取ってくれました。しかし、羽田空港まで妻とタクシーで行ったところ、地上スタッフから「そんなに重症では医師の許可がないと搭乗できない」と言われ、事務室に留め置かれたのです。
そこで昨夜、診察してもらった医師と電話で交渉したところ、「気圧の影響が考えられるので列車で帰って下さい」との意見。「それでは長時間で却って危険」と粘り強く交渉し、「患者本人の強い要請で不同意ながらも暗黙の了解とし、このことはカルテの記録に残さない」という旨の妥協点で、次便に搭乗できたのでした。機内では特に異常もなく、無事、小松空港に到着しました。救急車で、まずは管轄域内のK市民病院に移送され、そこを経て無事、金大病院の救急部玄関前に到着しました。この時には、看護師長や医師など、多くの医療スタッフ等に迎えられ、変な表現かも知れませんが、「もう、これで死んでも悔いはない」とは本当の思いでした。

Yamamoto Etsuhide

金沢大学名誉教授 / 城南歯科医院理事長 山本悦秀

金沢大学名誉教授 / 城南歯科医院理事長 山本悦秀

1970年東京歯科大学卒業、1975年東京医科歯科大学大学院修了。以後、東京医科歯科大学助手、札幌医科大学講師、助教授を経て1988年より金沢大学教授。2011年に定年退職し、名誉教授に就任。洗足に歯科医院を開設し、現在理事長を担っている。