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がんサバイバー Q&A

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ゆりりん-Q&A

ゆりりん-Q&A

ずっと子どもたちを守りたい。

ゆりりん

がんサバイバー

乳がん

第3子が生後1ヶ月で告知を受けました。3児の母として絶対に子どもたちを泣かせたくないとその思いで闘病しています。同じく小さな子どもたちを抱えて闘病する誰かの力になれたらと思います。

Q1. がんの種類とステージ、現在の状態について教えてください。

A.

乳がんのⅢC。現在も治療中です。

Q2. 受診したきっかけを教えてください。

A.

妊娠中からしこりがあり、産後赤ちゃんが授乳できないほどしこりが大きくなったので受診

Q3. がんがわかったときの心境やご家族の反応を教えてください。

A.

子供たちはどうしたらいいのかという不安に駆られましたが、夫、姉妹や子供たちが励ましてくれました。 まだ20代で、遺伝性もないのにどうして私はがんになってしまったんだろう、あと何年生きられるのか、子供たちはどうしたらいいんだろうか。と物凄い不安に駆られました。
夫自身も揺らぎながらも絶対治るから大丈夫だよと言ってくれました。
姉妹に伝えた時には、冗談を言いながら笑いあってなんか大丈夫かもとも思えました。
自分の子供たちには、ゆっくり時間をとって病気のことや治療のことを伝え、幼いながらに一生懸命理解しようとしてくれ、胸が苦しかったです。

Q4. セカンドオピニオンは受けましたか?

A.

受けました。 産院から紹介された乳腺外科が地元でも有名な病院で、そこで信頼出来る医師と看護師に出会えたのでセカンドオピニオンを受けました。

Q5. 治療方法と治療経過を教えてください。

A.

2020年12月に全摘手術 TC療法4クール、分子標的薬治療17クールを開始し、その後も様々な治療を重ね、2021年9月にはホルモン療法ゾラデックス開始しました・ 2020年11月 告知
2020年12月 全摘手術 TC療法4クール開始、分子標的薬治療17クール開始
2021年3月 全30回放射線治療開始(皮膚炎のため27回で終了)
2021年5月 ホルモン療法ノルバデックス服用開始
2021年9月 ホルモン療法ゾラデックス開始

Q6. 実際に治療が始まって副作用はありましたか。

A.

ありました。 この薬がどんな薬なのか、副作用はどんなものがあるのか、投与してからどれくらいの日数で副作用が出てくるのか、副作用が終わるのはどれくらいなのか、知識として病院側がたくさん教えてくださって、知識があると余計な不安が増えずに、今はこの時期だからこの副作用が出てるんだと冷静になれるので救われました。

Q7. 治療は精神的にも大変だと思いますが、乗り換えるために行っていること、また行ったことがあれば教えてください。

A.

とにかく話す。 辛くなってしまったら誰かに話しを聞いてもらうことでした。看護師さんによく話しをきいてもらって泣いていました。
とにかく話す。そして、どんなに辛くても食べる、寝る。調子が良かったらお出かけする。友達に会う。
毎日、1日ずつ絶対良くなる楽になる明日は今日より元気!と思って自分を励ましながら生きています。

Q8. 今後の治療予定について教えてください。

A.

まだ分子標的薬治療が残っていますが、それを終えたら、ホルモン療法を10年継続です。3ヶ月ごとにエコーや血液検査で腫瘍マーカーを見ていきます。

Q9. SNSで公開された理由を教えてください。

A.

誰かの力になりたいと思いました。 告知前に乳がんかもしれないと、Instagramで検索しました。私が想像していたがん患者とは違う、病気を受け止め明るく強く前に進む方がたくさんいらっしゃって本当に励みになり、何度も何度も力をもらいました。
私も誰かの力になりたい、誰かの背中を押してあげられるようなアカウントを作りたいと思い公開しました。正直、アカウントを作成する時に友人や知人等にも見られてしまうので、噂を立てられるのではと躊躇ったこともありますが、思った以上に周りは暖かく、応援してくれて嬉しかったです。私がアカウントを作ったことでそれをみた友人たちが、がん検診を受けてくれたり保険を見直してくれたりと、そういう行動に繋がっていったので今では公開して心から良かったと思いっています。

Q10. 闘病中の仲間へメッセージをお願いします。

A.

私も一緒に頑張ります! 本当にしんどくて、なんでわたしが癌にって、どうしてこんなに痛くて辛い思いをしなければ生きることができないのかと泣きました。でも私を支えてくれたのは、いま頑張ってるガンサバイバーの存在でした。
みんな辛くて、みんな大変なのに、明るく強く逞しく生きている姿に勇気をもらいました。私だけじゃない、頑張ってる人がいる、同じ気持ちの人がいると思えるだけでどんなに救われたか分かりません。
頑張れないって泣く姿にも共感して同じように泣けてきて、それすらも救いになります。
頑張れる時には一緒に頑張って、頑張れない時は一緒に泣きましょう。絶対、絶対乗り越えられます。大丈夫です。私も一緒に頑張ります!