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がんサバイバー Q&A

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矢部 幸恵-Q&A

矢部 幸恵-Q&A

仕事の都合で家族で海外に引っ越し、その5ヶ月後に乳がん告知を受けました。

矢部幸恵

がんサバイバー

乳がん

言葉も文化も違う場所での乳がん告知。小さい子どもが2人いる中での治療。コロナ禍で日本にいる家族の助けも借りることができない中、本当にたくさんの周りの人に助けられ治療を続けることが出来ています。私の体験が同じように苦しんでいる方々の励ましになれば幸いです。

Q1. がんの種類とステージ、現在の状態について教えてください。

A.

乳がん ルミナルB型 (HER2陽性)のステージIIを治療中です。

Q2. 受診のきっかけを教えてください。

A.

右脇のしこりに気づき受診しました。

Q3. がんがわかったときの心境やご家族の反応を教えてください。

A.

1番に考えたのは子供たちのことでした。主人も医師に泣きながら訴え、彼も一緒にガン宣告を受けたのだとわかりました。 1番に考えたのは子供たちのことでした。まだ小さい子どもたちを残して死ねない、この子たちのために絶対に生きなきゃいけないと強く思いました。主人は、告知を受けた時医師に”We don’t want to die.”(私たちは死にたくない)と泣きながら訴え、その時彼も一緒にガン宣告を受けたのだとわかりました。

Q4. セカンドオピニオンは受けましたか?

A.

受けました。 命に関わる大事な決断なので、しっかりと吟味したく、他の病院も受診しました。

Q5. 治療方法と治療経過を教えてください。

A.

2021年8月にポート手術、抗がん剤治療開始に右乳房全摘。その後も様々な治療を重ねていました。 2021年5月 受診
2021年6月 検査(CT.エコー.マンモグラフィ.生検)ガン告知
2021年7月 検査(PET-CT. MR mammography)
2021年8月 ポート手術、抗がん剤治療開始(パクリタキセル毎週×12回、トラスツズマブ&ペルツズマブ3週間に1回×4回)、
2021年10月 3週間の休薬
2021年11月 抗がん剤(EC療法3週間に1回×4回、トラスツズマブ&ペルツズマブ3週間に1回×4)

Q6. 実際に治療が始まって副作用はありましたか。

A.

ありました。 がんがわかった時から医師に運動をするように言われ、1日1時間程度の散歩、ランニングを始めました。抗がん剤の副作用やケモブレインの予防にも効果があると言われ、続けています。

Q7. 治療は精神的にも大変だと思いますが、乗り換えるために行っていること、また行ったことがあれば教えてください。

A.

体を動かしたり、おしゃれを楽しんでいます。 外の空気を吸い、体を動かすことで心の辛さが回復しました。また抗がん剤で髪の毛が抜けている時期も、今しかできないヘッドウエアーのおしゃれを楽しんでいます。

Q8. 今後の治療予定について教えてください。

A.

手術、放射線、ホルモン治療の予定です。

Q9. SNSで公開された理由を教えてください。

A.

助けになればと思い公開しました 自分自身も励まし、勇気を受けたように、同じ病気の人の助けになればと思い公開しました。

Q10. 闘病中の仲間へメッセージをお願いします。

A.

一緒に頑張りましょう。 治療は決して楽なものではありませんが、少しでもがん細胞が体からなくなることを期待し、信じて、一緒に頑張りましょう。